市長・議員への苦情・クレームは市役所ではなく後援会・事務所へ

公務員

河村たかし名古屋市長が8月4日に東京五輪ソフトボール日本代表の後藤希友選手の
金メダルに無断で噛みついた問題について、国民が怒り約9,000件もの苦情が
名古屋市役所に殺到したとのことですが、クレーム・苦情を言うところ間違っています。

今回のように何かしら市長・議員が何かしらのトラブルを起こした場合、
ツイッターなどのSNSでインフルエンサー的な人が
「○○市長への苦情・クレームは○○市役所へ!電話番号はこちら→市役所の電話番号」
って言うのを、よく見かけます。

そして、市役所に大量の苦情・クレームが殺到します。

「○○市長、○○市議会議員だから苦情・クレームは○○市だ!」
ってなる気持ちは凄くよくわかります。

確かに市長・議員は市役所と密接に関係はあるんですが、政治家なので、
市役所に苦情・クレームを言っても残念ながら意味がありません。

むしろ、市民からしたらマイナスでしかありません。

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市長・議員に苦情・クレームは届かない

市役所に苦情・クレームの電話をしても、まず市長・議員には繋がりません。

職員を通して、苦情・クレームの電話があったことは
市長・議員に届くこともありますが、
直接苦情・クレームを言われているわけではないので、
当の本人達には一切響きません。

また、例えば市職員が問題を起こした場合は懲戒処分が下されますが、
市長・議員は市民の代表者であり、選挙で選ばれているため、
いくら市役所に苦情・クレームを言ったとしても、懲戒処分の対象にはなりません。

市役所にそんな権限があるはずありません。

市長・議員が仮に罰を受けるとしたら、次の選挙のときです。
まあ、その頃には大抵忘れ去られていることが多いんですが・・・。

行政サービスが低下する


市長・議員に届かない苦情・クレームですが、
市の職員はサンドバックとなって苦情・クレームを
受け止めなければいけません。

これがまあ大変で、上記のとおり市職員がどれだけ
苦情・クレームを言われても何もできません。

それがまた市長・議員を庇っているように見えてしまい、
火に油を注ぐ形となり、苦情・クレームが止まりません。

そして、1つ終われば次の苦情・クレームの対応が待っています・・・。

苦情・クレームを言う人は、
「相手は公務員だから、どれだけ酷い事を言っても良い」
と思っているのか、容赦がありません。

1つの苦情・クレーム対応でも、けっこう精神的に削られるのに、
それが何件も何件も続く・・・。

また、苦情・クレーム対応中は当然事務処理等の通常業務が一切進みません。
どんどん滞っていきます。

自分が悪い事をしたわけでもないのに暴言を吐かれ、
自分が悪くもないのに、ただただ謝り続け、
行政サービスと関係のないことなので改善のしようもなく、
最後には大量の事務作業が残るわけです。

最悪の場合、職員が精神的にやられてしまい、
うつ病等を発症し、病休に入ってしまいます。

すると、職員数が減り、一人当たりの負担が増え、
さらなる行政サービスの低下を招きます。

市長・議員への苦情・クレームは後援会・事務所へ


それじゃあ市長・議員への苦情・クレームはどこに言えば良いのか?
と言いますと、後援会・事務所に連絡をしたら良いんです。

後援会・事務所に電話をしたからと言って、
市長・議員本人に直接繋いでくれるわけではありません。

しかし、後援会・事務所は政治活動の拠点であり、
事務員の方も市長・議員が直接雇用している人達ばかりのため、
市長・議員との距離が近く、また、病休等でダウンされるわけにもいかないため、
より効果的に苦情・クレームを伝えることができます。

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