【公務員志望者必見】同じ地方公務員でも年収が約170万円も違う!

お金のこと

地方公務員を目指している皆さんに質問です。
自分が希望する自治体の平均年収がいくらなのか調べましたか?

実は同じ地方自治体の職員でも、どこの市町村役場に
勤めているかによって年収は全然違います。

同一労働同一賃金と言われて久しいですが、
本当にびっくりするくらい違います。

このページでは、
・自治体によっていくら平均年収が違うのか?
・平均年収をどう調べたら良いのか?

について解説します。

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平均年収は自治体によって違う

では、実際の自治体の平均年収を見てみましょう。

東洋経済オンライン
「公務員の年収」が高い自治体ランキング500」
で1位の千葉県浦安市の平均給与は684万1,080円です。

次に「公務員の年収」が低い自治体ランキング500」
で89位(市の中で最も低い順位)の
青森県平川市の平均給与は516万7,036円です。

※上記の平均給与は、どちらも令和2年度に自治体が公表しているものです。
東洋経済オンラインで掲載されている平均給与とは異なります。
また、上記の平均給与は、
割られる数の給与費には任期付短時間勤務職員(再任用職員(短時間勤務))が含まれていますが、
割る数の職員数には任期付短時間勤務職員(再任用職員(短時間勤務))を含んでいません。
つまり、実際の職員の給与は上記の平均給与より多いです。

上記のとおり勤める自治体によって年収が168万円も違います。
40年間勤めた場合、6,720万円(168万円✕40年間)も
生涯賃金に差が出ます。

同じ時間、同じ仕事をしているのに、
勤める自治体によって、これだけの差が出てしまうんです。

平均年収が掲載されているサイトは参考にならない


よくネットで平均年収がまとめられているサイトがありますが、
参考にしてはいけません。

自治体をランキング形式で表示してくれるため、
非常に見やすいんですが、期末・勤勉手当が含まれていなかったり、
実際に自治体が発表している数字よりも金額が数十万円も
多く表記されていたりするため、参考になりません。

ラスパイレス指数は更に地方公務員の給与を下げるためのもの

公務員の給与を比較する時に一番有名なのは
ラスパイレス指数です。

このラスパイレス指数と言うのは、
国家公務員の給与を100とした場合の地方公務員の給料水準を指数で示したものなんですが、
算出方法が無茶苦茶です。

地方公務員の給与は平職員から部長級までを含めて計算するのに対して、
国家公務員の給与は本省課長級までが比較対象であり、
それより上位の本省次長以上の職員、例えば事務次官や局長、審議官など
は含まれていません。

また、地方公務員同士を比べた場合でも、
地域手当のある地域の方が優遇されており、
ラスパイレス指数だけを比較すると田舎の市町村の方が
100を超えていて、県庁所在地が100未満だったりするのにも
関わらず、実際の給料は県庁所在地の市職員の方が
遥かに高い給料をもらっていたりします。

このように、ラスパイレス指数と言うのは、国家公務員が
「地方公務員の給与の方が高いから地方公務員の給与を下げましょう!」
「田舎の方がラスパイレス指数高いから田舎の市町村職員の給与を下げましょう!」

と世論を誘導するためのものでしかありません。

そもそも論で言えば、形式的には国家公務員も地方公務員も
立場上は対等のはずなんですけどね・・・。

とまあ、以上の理由により、ラスパイレス指数が高いからと言って、
実際の給与が高いわけでは一切ありません。

ラスパイレス指数とは地方にお金を分配しないための数字
民間企業の方はあまり聞いたことがないと思いますが、 公務員の方には同じみのラスパイレス指数。 このラスパイレス指数を根拠に地方公務員の給与額が 下げられてしまうんですが、実はラスパイレス指数には、 様々な問題点があり、それを根拠...

平均年収は総務省または自治体のホームページを確認しよう


最後に、実際の年収を知りたい場合は、どう調べたら良いのか?
ですが、各自治体が発表している情報が最も確実です。

なお、どちらも確実なデータですが、時期の違いのせいか、
若干のズレが生じています。

総務省のホームページの見方

総務省「給与・定員等の調査結果等」のページを見に行きましょう。

このページでは、各団体区分別の給与状況の
調査結果を見ることができます。

ページ下の方に移動すると<給与等の比較>があります。
1)ラスパイレス指数及び平均年齢・平均給与月額等
にある「市町村」のエクセルファイルをダウンロードしましょう。

エクセルファイルには各自治体ごとに
給与に関するデータが並べられているため
・平均給与月額A+B
を確認しましょう。

この平均給与月額A+B✕12ヶ月分が
毎月の給与額です。

次に、もう少し下にある
4)期末・勤勉手当の支給状況
にある「市町村」のエクセルファイルをダウンロードしましょう。

同様にエクセルファイルには各自治体ごとに
データが並べられているため
・合計(期末手当・勤勉手当)
を確認しましょう。

この合計が6月・12月のボーナス額です。

平均給与月額A+B✕12ヶ月分+合計(期末手当・勤勉手当)
=その自治体の年収

です。

各自治体のホームページの見方

各自治体のホームページ内に
「○○市の給与・定員管理等について」
と言うページを見に行きましょう。

そこに各年度ごとの給与・定員管理等についてのPDFファイルが
あるので、最新のデータをクリックして開きます。
職員の平均給与月額、初任給等の状況という項目に
・平均給与月額
を確認しましょう。

この平均給与月額✕12ヶ月が毎月の給与額です。
なお、近くに記載されている平均給料月額は基本給のみで、
通勤手当等の各種手当が含まれていませんので、平均給与月額
で計算しましょう。

次に職員の手当の状況という項目に
・期末手当・勤勉手当一人あたりの平均支給額
を確認しましょう。

この平均支給額が6月・12月のボーナス額です。

平均給与月額✕12ヶ月+期末手当・勤勉手当一人あたりの平均支給額
=その自治体の年収

です。

まとめ

どこの市役所に勤めても、市役所であれば、
基本的に行う業務は同じです。

しかし、給料は全然違います。

そのため、公務員志望の方は必ず希望する
自治体と、その近隣にある自治体の給与を必ず調べましょう。

「公務員は全体の奉仕者であり、給料の多寡で判断するものではない!」
と高邁な理想を掲げるのは自由ですが、まずは自分の生活基盤が
しっかりしないと人の為に働くことはできないので、
公務員志望者は必ず自治体の年収を確認して受験しましょう。

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