開票事務は何をするの?いくらもらえる?

お金のこと

公務員は選挙が始まると
所属部署関係なく、全員で選挙事務を行います

選挙事務っていくらもらえるの?
公務員は選挙が始まると 所属部署関係なく、全員で選挙事務を行います。 メインの仕事は選挙管理委員会が行いますが、 人手が足りないため、応援と言う形で、 投票事務・開票事務を手伝います。 そして、この投票事務・開票事務を行う...

メインの仕事は選挙管理委員会が行いますが、
人手が足りないため、応援と言う形で、
投票事務・開票事務を手伝います。

そして、この投票事務・開票事務を行うと、
給料とは別に手当がもらえます。

このページでは、選挙事務のうち、
開票事務に関して詳しくご紹介します。

投票事務に関しては下記のページを御覧ください。

投票事務は何をするの?いくらもらえる?
公務員は選挙が始まると 所属部署関係なく、全員で選挙事務を行います。 メインの仕事は選挙管理委員会が行いますが、 人手が足りないため、応援と言う形で、 投票事務・開票事務を手伝います。 そして、この投票事務・開票事務を行う...
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開票事務とは

開票事務とは、選挙の投票終了後に一箇所に投票箱を集めて
立会人立ち会いのもと開票し、投票用紙を数え、
誰が何票をとって当選したのかを
確定させる作業です。

開票事務従事者の担当ごとの役割

開票事務従事者には、それぞれ担当があります。

自分がどの担当かは、選挙管理委員会からの通知文書に
「○○の任に命ずる」と書いてあるので、そちらをご覧ください。

なお、投票事務の場合は、途中休憩が入るため、
任命された担当業務とは別の業務をすることもありましたが、
開票事務に関しては、休憩は一切なく、厳格に行う必要があることから、
最初の開票作業以外については、担当業務以外のことをすることはありません。

それでは、担当ごとの具体的な業務について、
ご紹介します。

開票係

開票係は投票箱の鍵を開け、開票し、
投票箱の中身が空であることを立会人全員に見せます。

その後、投票用紙を分類していきます。

分類作業では、以前は、候補者ごとに仕分けをしていましたが、
最近は機械を導入しているため、
機械が読み取れるように向きを揃えたり、
紙を伸ばしたりします。

この分類作業が進まないことには、
その後の作業も進まないため、
この分類作業は開票事務従事者全員で取り掛かります。

開票係以外の方は、次の作業ができるようになったら、
順番に抜けていきますが、開票係の人は最後まで
分類作業を行います。

また、読み取り機械が壊れたり詰まった場合など、
不測の事態が発生した場合は手作業で一枚一枚仕分けするのも
開票係の仕事です。

機器振分係

開票係が分類した投票用紙を
機械に入れて仕分けする係です。

折り曲がった投票用紙をそのまま機械に
入れると詰まったり、故障の原因にもつながるため、
最終チェックをするのも、この係です。

最近の機械は優秀で、機械に通すだけで
・A候補者
・B候補者
・疑問票

と言った形で票が仕分けされて出てきます。
しかもかなり精度も高いです。

特に国政選挙や議員選挙のように、候補者が多いときに
めちゃくちゃ力を発揮してくれます。

枚数計算係

枚数計算係では、それぞれの候補者の得票を100枚ずつ
まとめていきます。

数え間違いがあってはいけないため、
枚数を数える機械に2回通して、
100枚の束を大量に作っていきます。

数えること自体は機械がしてくれるため、簡単なんですが、
100枚の束をクリップでとめていく作業が大変で、
翌日握力がなくなるくらい、指を酷使します。

審査係

審査係は疑問票を誰に入れるかを判断する係です。

例えば
・候補者に鈴木一郎と鈴木二郎がいる場合に、
「鈴木」とだけ書かれている
・二人の候補者の名前が書かれている
・名前の漢字が違う
・正しくは「自民党 鈴木一郎」なのに
「民主党 鈴木一郎」のように政党と名前が違う

などなど、様々な疑問票があります。

これらを法律や過去の事例を見ながら判断するのが
審査係の仕事です。

ちなみに比例区で「民主」と書いて投票する人が多いですが、
これは無効票なので気をつけましょう。

「民主“党”」まで書けば
立憲民主党と国民民主党で按分できますが、
「民主」だけだと
上記の政党に加えて自由“民主”党、社会“民主”党も
含まれ、どこに投票したいのかわからないため、
無効票となります。

自分の一票が無駄になってしまうので、気をつけましょう。

点検・再点検係

点検・再点検係は100枚の束の中に
別の候補者の投票用紙が入っていないか
確認します。

最終的には100枚の束が何枚あるか?
で得票計算を行うため、この100枚の中に
別の候補者の投票用紙が入っていたら、
計算がおかしくなってしまいます。

例えばA候補者の100枚の束の中に
B候補者の投票用紙が10枚入っていたとしたら、
A候補者が10票得をし、B候補者が10票損してしまいます。

同じようなことが何束も続くと、
特に僅差の場合、本来はB候補者が当選なのにも関わらず、
A候補者が当選してしまうこともあるため、
そういうことが起きないように
点検・再点検で2重にチェックします。

ちなみに、圧倒的な選挙の場合、同じ字を
何度も何度も見るため、ゲシュタルト崩壊が起きるので
気をつけましょう。

得票計算係

点検・再点検係の点検が終わった後に
立会人が最終的にその束を誰の得票とするかを
決定します。

そこまで来て初めて誰の得票かが確定します。

そして、その得票数を数えるのが得票計算係の仕事です。

また、按分計算をするのも得票計算係の仕事です。

例えば、立憲民主党と国民民主党はどちらも略称が「民主党」
のため、「民主党」と書かれた投票用紙の場合、
それぞれの得票数に応じて按分しなければいけません。

候補が2つあるから半分の2分の1に割って按分するのではないので、
注意しましょう。

記録係

記録係は今回の立会人が誰で、
誰が何票得票したかを最後の最後に記録する係です。

それまでは、することが一切ありません。

最後の最後まで残らなければならず、
また、その間何もすることがないため、
ある意味一番楽ですが、一番つらい担当です。

各担当の業務が終わった順に帰れる

開票事務に参加したら、何時に帰れるのか?
それは、各担当の業務が終われば帰れます。

・開票係
・機器振分係
・枚数計算係
・分類係
・点検・再点検係

上記の係は早めに帰れる係です。
開票は21時以降からスタートし、
どの選挙であっても、大体23時~0時くらいまでには、
帰れます。

・審査係
・得票計算係
・記録係

この3つの係は終わるまで帰れません。
終わるまでとは、投票数と開票数が合うまでです。

早ければ2時くらいには帰れますが、
遅いときは5時とか6時くらいまでかかります。

特に選挙結果が僅差の場合、たった数票が勝敗を決するため、
何度も何度も確認作業が繰り返し行われ、遅くなります。

選挙によっては観客がいる

選挙によっては、開票作業を見に来る人がいます。

国政選挙、知事選挙、都道府県議の選挙の場合、
1箇所の開票を見ても結果がわからないため、
ほぼ100%無観客です

しかし、市長選、市議選のときは、たくさんの
市民の方が開票作業を見に来ます。

見に来る理由としては、開票速報が出るため、
応援している候補者の得票数をチェックする人もいますし、
中には、開票作業に従事する公務員が不正を行っていないか、
双眼鏡でチェックする人もいます。

開票作業は携帯を触る、ポケットに手を入れるなどの、
疑わしい動きは一切しないようにしましょう。

翌日は必ず出勤しないといけない

絶対ではないですが、暗黙の了解として、
選挙事務の翌日は必ず出勤しないといけません。

得票計算係等で朝6時くらいまで
開票事務をしていたとしても、決まった時間に
出勤しなければいけません。

投票事務も含めると、大半の人が
選挙事務に従事しているため、それを理由に休むのは
如何なものか?と言うのが理由です。

20時に終わった人と、次の日の6時まで24時間近く働いた人を
同列に扱うのはどうなの?と思いますが、
そういう自治体もあります。

もちろん、私の勤めている自治体は
翌日出勤は絶対です。

開票事務でもらえる金額

開票事務でいくらもらえるのか?
自治体によって異なりますが約1万円です。

ちなみに、開票事務はどの係になっても支給金額は一緒です。

つまり、早めに帰れる開票係等になっても、
遅くまで残らなければいけない記録係等になっても
もらえる金額は一緒です。

遅くなる係になった人は残念だと諦めましょう。

なお、開票事務だけ当たることはなく、
投票事務とセットのため、投票事務と開票事務を合わせると、
大体4万円ほど手当としてもらえます。

まとめ


開票事務は早い係であれば3時間程度ですし、
投票事務と違ってやることがある分、
あっという間に時が過ぎるため、
けっこう割の良い仕事です。

しかし、遅い係の場合、責任も重く、時間も長い割に
手当が変わらないため、ハッキリ言って割に合いません。

どのポジションが良いかは選択できないため、
与えられた役割を一生懸命やるしかありません。

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