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会計年度任用職員になるにはコネが必要?コネがあった方が有利だけど必要ではない理由

会計年度任用職員
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市役所の仕事のイメージ言えば、
・仕事が楽
・定時で始まり、定時で帰れる
・休み多い
・社会保険・給料もちゃんともらえる

なので、市役所でパート・アルバイトとして働きたい!
と言う方、多いと思います。

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ただ、一般職員もコネがないと入れないイメージが強い公務員。

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当然、パート・アルバイトもコネがないと
絶対に入れないのでは?
と誤解されている方も多いのではないでしょうか?

そこで、このページでは、

・会計年度任用職員になるのにコネは必要条件ではない
・それでもコネがあった方が有利な理由
・どうすればコネを作ることができるのか?

について、詳しくご紹介したいと思います。

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以前と比べてコネ入庁は減った


以前は、市役所のパート・アルバイトの方を
臨時職員・非常勤職員と言っておりました。

臨時職員・非常勤職員の時代は、採用に関する決まりがなかったため、
人手が足りない場合、公募せずに、議員の紹介、職員の紹介から
採用することなんて事がザラにありました。

それが現在では法律が改正されて、
会計年度任用職員に変わり、名称だけでなく、
主に給料面、休日面、採用面で大きな変化がありました。

会計年度任用職員になって変わった変化については、
下記のページをご覧ください。

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会計年度任用職員になってから、採用する場合は、
必ず広く公に募集しなければいけなくなりました。

具体的には、会計年度任用職員を募集する場合は、
必ず市のホームページや市報で公開したり、
ハローワークに求人の届け出を提出しなければいけません。

そして、応募があれば、きちんと面接をして採用する
という手続きを経なければいけません。

そのため、会計年度任用職員になってからは、
コネ入庁はだいぶ減っています。

それでもコネがあると有利な2つの理由


コネ入庁が減ったとは言え、
やはりコネがあった方が
圧倒的に有利な事には変わりありません。

現職が強い

選挙に似ていますが、圧倒的に現職が強いです。

なぜなら、現職の人に引き続き働いてもらったほうが、
すでに人間関係ができていますし、改めて仕事を
教え直す必要もないからです。

ただし、これはちゃんと仕事のできる人に
限った話です。

会計年度任用職員になってからは、
人事評価制度が導入されたため、
現職だから絶対に大丈夫!
と言うわけではありません。

仕事ができない人、仕事をしない人は当然クビになります。

そのため、
コネがあれば好き放題やって良い
と言うような時代もあったようですが、
今はそのような時代ではなくなっています。

募集情報が入ってくる

会計年度任用職員は常に募集をしているわけではありません。
また、募集時期が決まっているわけでもありません。

大抵は、人が辞めてしまった等の理由により
急遽、人手が必要になり募集が始まるものです。

もちろんホームページ、市報、ハローワークなどに求人を載せるんですが、
その時に求人票を見てもらえないと意味がありません。

掲載期限が近づいても、応募がない場合、職員は知り合いとかに、
「今、こういう求人を出しているんだけど誰か良い人いない?」
と聞いて回るようになるため、その時にコネがあると、
応募人数の関係から、すんなり会計年度任用職員になることができます。

また、あまりにも急な募集のため、
予算が組めず、採用条件の欄に記載のある
勤務期間が1ヶ月など、短期のものだったりします。

本当に期間工のように、短期の場合もありますが、
その後に補正予算を組んで期間を延長する場合や
翌年以降も継続採用する予定のものもあります。

コネがあれば、このような募集要項には載っていない
裏の募集情報も入手することができます。

いやいや、最初から長期で雇用するつもりがあるなら、
きちんと書いておくべきだろう!

と思う方もいるかもしれませんが、それはできません。

なぜなら人を雇うには、予算が必要で、
その予算を確保するには議会での議決が必要だからです。

議決がない以上、まず間違いなく通るであろう
補正予算であろうとも、賛成少数で否決されて
予算が付かない場合もあるため、不確定な情報を
募集情報に載せて応募をすることはできません。

コネを作るには

では、コネを作るにはどうすれば良いのか?
と言いますと、短期でも良いので、
とりあえず会計年度任用職員になってみることです。

とは言え、部署によっては、給料は少ないのに、
一般職員と同じ業務・責務を負わされる
こともあるため、できるだけ条件の良い部門が良いですよね?

そこでオススメなのが、12月頃から募集される
税部門の会計年度任用職員です。

確定申告での窓口業務等に対応するための募集なので、
毎年必ず、しかも同じ時期に募集されるため、見逃しようがありません。

また、税部門は
「THEお役所仕事」
「This isお役所仕事」

のため、会計年度任用職員として、今後働くうえでも
基準にしやすいです。

確定申告期間の短い期間ではありますが、
その期間でキチンと仕事をして、評価されれば、
コネができ、次の仕事に繋がります。

また、
市役所職員になりたい!
という方にもオススメの部署です。

ただし、第一希望の市役所では、
会計年度任用職員として働かないようにしましょう。

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まとめ


会計年度任用職員になるには、コネが必ずしも必要ではありません。

しかし、コネがあった方が様々な情報が
手に入るので断然に有利です。

会計年度任用職員として働きたい人は、
まずは短期でも良いので、働いて、コネを作って、
長期の仕事を勝ち取りましょう。

会計年度任用職員の業務内容は?どんな仕事をするの?
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その他、会計年度任用職員のメリット・デメリットについては、下記のページを御覧ください。

会計年度任用職員とは?わかりやすくメリット・デメリットを解説します
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